ハリーポッターの8番目の物語がついに日本で発売されました。
1800円です。
安いっ!
以前の豪華な装丁本とは違うからかな。
売る店舗によってオマケがいろいろ違うみたいですね。
私は本屋で買いましたが、ポストカードが2組付いてきました。
クリアファイルが貰えるコンビニで買うべきだったと後悔している美女(みめい)でございます。
オマケポストカード↓
台本書きハリポタ
スポンサーリンク■目次
▶ 【ネタバレ無し】ハリーポッターと呪いの子、感想▶ 【ネタバレ有り】ハリーポッターと呪いの子、あらすじ感想
▶ハリポタ翻訳の酷さ
▶まとめ
ハリーポッターと呪いの子映画化についてはこちらをどうぞ。
rarasongjing.hatenablog.com
【ネタバレ無し】ハリーポッターと呪いの子、感想
ページをめくって、まさかの台本書きにビビりました。
会話シーンが以前とまるっきり違います。
翻訳者は同じく松岡佑子さんなので、J.K.ローリングさんが書き方を変えたのでしょうね。
舞台脚本のようです。
読んでて思ったのは、急いで書いている感。
途中から目まぐるしくストーリーが展開しまくります。
ファンサービスなのかな、ハリーポッターシリーズの主要な人物がけっこう登場してきて、懐かしい感じ。
だから、ハリーポッターシリーズを全部読んでいない人には辛い本です。
そしてバックトゥザフューチャーの映画を観た人なら、既視感を覚える内容です。
ハリーポッターシリーズのラストだった「死の秘宝」を読んだなら、その後のハリー達の幸せを願ってやまないはず。
平和になったんだよね?
違うの?
これは、そんな物語です。
ハリー・ポッターと呪いの子すごい面白い。やめられない止まらない。そう、かっぱえびせんのように。
— □♡あやの△○テスト前のため低浮上 (@satogashi_ayano) November 11, 2016
【ネタバレ有り】ハリーポッターと呪いの子、あらすじ感想
ポッタリアンの私は、勿論全てのハリーポッターを読んでいます。
ハリポタ1巻の賢者の石では、魔法の学校の不思議さにハラハラドキドキワクワクして高揚しながら読みました。
ハラハラドキドキワクワク。
これがハリーポッターシリーズの全てにありました。
そして、最終巻でもドラゴンに乗って逃げたりヴォルデモートとの戦いにドキドキ。
ドキドキだったけど、スネイプの本当の気持ちに驚き過ぎて、ドキドキワクワクハラハラが吹っ飛んだの。
スネイプの真実は衝撃的!
ああ、スネイプがこんな人だったなんて!
これです。
スネイプがあまりに感動的なハリーポッター。
そのまま、あの素晴らしいスネイプのままで終わりの方が良かった・・・・・・これは私の個人的な感想です。
きっと、またスネイプが登場してきて嬉しいと思う人も沢山いるのでしょうね。
ヴォルデモートのシリーズも終わりだと思っていたのに、まさか子供がいたなんて。
えーーっ!
あのヴォルデモートが子作りしている場面なんか想像したくないわ。
ベラトリックスは確かにヴォルデモートを崇拝していたけど、彼はベラトリックスを蔑んでいたのに。
あの妖怪姿のヴォルデモートが、そんなことをするの?
できるの?
せめて、いとこや兄弟とか血縁関係者にして欲しかった。
今更ですよ。
最後の戦いから19年後にヴォルデモートの子供が登場するとか。
無理がある続編のような気がする。
J.K.ローリングの作品はハッピーエンド。
これは途中から想像できました。
バックトゥザフューチャーもそうだし。
最後の感想としては、皆さん性格が変わっていました。
ハリーは自分の息子に「おまえが息子じゃなかったらいいのにと思うことがある」なんて言うキャラじゃなかった。
ハーマイオニーは自分の生徒に「まったくこのクラスは最低の期待外ればかりだわね」なんて、どんなことがあっても言わないキャラだった。
人間らしいといえば人間らしいけど、イメージが少し壊れてしまいました。
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ハリポタ翻訳の酷さ
ハリーポッターシリーズの翻訳者は静山社の松岡佑子。
その翻訳の酷さはかねてより話題になっていました。
誤訳や問題点がかなりあります。
ハーマイオニーは黒人だった説もあるし。
松岡佑子は元々通訳をしていて、翻訳者としては無名、ベストセラーになったハリーポッターシリーズで一躍有名人になった人です。
まず、1番問題にされているのはハリーの母リリーとペチュニアの姉妹関係。
1巻 リリーが妹、ペチュニアが姉
3巻 リリーが姉、ペチュニアが妹
いきなり何の説明も無く姉妹関係が逆転しました。
4巻で意地悪な方が姉っぽいっ感じだから最初は姉にしたと言い訳する松岡佑子。
また、J.K.ローリングがリリーがお姉さんだと言ったから変更したとふくろう通信に記載。
しかし、実はリリーが妹だという文が7巻にあり、その部分を無視して訳した松岡佑子。
次に問題視されているのが、godfatherの訳し方。
名付け親と訳している松岡佑子はおかしいと言われています。
シリウスブラックは名付け親と訳されていますが、godfatherは後見人と訳す方がしっくりきます。
だからホグズミートへの許可証だって認められたんじゃないかな?
ただの名付け親の許可証じゃダメでしょ。
おかしい訳し方が沢山あります。
原文・・・・・・‘Silence! ’ snarled Snape.
松岡佑子訳・・・・・・「だまれ!」スネイプの唇がめくれ上がった。
唇がめくれ上がるって何?
歪めると何故書かないのかな。
原文・・・・・・Voldemort's soft cold voice, drawing nearer,...
松岡佑子訳・・・・・・「隠れんぼじゃないぞ、ハリー」ヴォルデモートの冷たい猫撫で声がだんだん近づいてきた。
冷たい猫なで声って何でしょ?
ソフトコールドボイスを何故こう訳すのかなぁ。
松岡佑子は猫なで声が好きみたいで、何回もハリポタの中で使っています。
原文・・・・・・Dimitrov skins Moran - deliberately flying to collide ther 、 and it's got to be another penalty.
松岡佑子・・・・・・ディミトロフがモランを赤むけにしたまま、 わざとぶつかるように飛びました
これは赤むけシリーズと呼ばれています。
原文・・・・・・原文:As they entered March the weather became drier, but cruel winds skinned 、 their hands and faces every time they went out into the grounds.
松岡佑子訳・・・・・・三月に入ると、天気はからっとしてきたが、校庭に出ると風が情け容赦なく手や顔を赤むけにした。
松岡佑子は赤むけという言葉も好きみたいで何度も使っています。
おかしい日本語も沢山。
ダンブルドアの校長室が、ダントツに一番面白い。(ダントツに1番)
緑の顔を青くした魔女。(青ざめた顔でしょ?)
化粧台が尾の一撃を受けた。ハリーは横に転がって辛くも身をかわしたが、
いまのいま倒れていた場所が打たれ、粉々になった化粧台のガラスが床に転がる
ハリーに降りかかった。(もはや日本語として分かりづらい)
ハリーポッター翻訳版作中で最もセンスのある文は「この料理なに?」「ブイヤベース」「君今くしゃみした?」だと思う今日この頃
— うぇすかー@かがり (@wesker0207) January 14, 2014
まとめ
なんだかんだと文句ばかりを書いてしまいましたが、内容は面白いです。
「もし?」の世界を楽しめるストーリー。
もし、ヴォルデモートが倒されなかったら?
もし、ロンとハーマイオニーが結婚しなかったら?
ハリーポッターの魔法の世界には終わりがないのかも。
新しい魔法世界の映画も公開されますね。
楽しみが沢山。
ファンタジックビーストも観たい!
吹替での声優さんが話題になっています。
え、マモがファンタジックビーストの主人公の声やんの?見に行かなきゃじゃないですかー\(^o^)/
— ハニークマ (@mitusaniwa) November 3, 2016
魔法がある世界だから何でも有りなのかもしれません。
私はハリーポッターシリーズ賢者の石から死の秘宝までを読んで、あれ以上のファンタジーは無いと思っています。
素晴らしい物語です。
今回は小説というより脚本ですから、毛色が違っていても仕方が無いのかも。
いい、いいわ。
またハリーポッターが読めるなんて幸せ。
ちょっと納得できなくてもいい。
いいよね?
オホホホホ
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