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「下町ロケット」勧善懲悪と池井戸潤の作品

スカッとする小説を読むと読後感の爽快感に酔いませんか?
爽やかな風が本から吹いてきて、自分の周りの真っ黒な欲深いオーラが洗浄されるような気になってきます。
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まぁ、一瞬の洗浄ですけどね。
1冊の本を読んだ位で欲深い人間の本質は、そうそう変わりません。
じゃあ、何冊も読んだら変わる?
スカッとする小説評論家もどきのワタクシ、美女(みめい)が爽やかさをチラつかせながらどす黒く説明します。


ワンピース黒ひげの名言

ドラマ化もされた池井戸潤直木賞受賞小説。
スカッとしたい時に読むならオススメです。

勧善懲悪な小説として「時代劇みたいだ」などという批判?もありますが、私は読んで良かったと思える小説です。

下町ロケット [ 池井戸潤 ]

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価格:777円(税込、送料込)

ただ、何が正しいのか?と考えたなら正解は人それぞれだと思う。
下町ロケットの社長は、自分の夢を叶えることを優先した訳で、一歩間違えれば自爆していたんじゃないかなー。

正義の反対は悪じゃなくて、また別の正義だ!という見方もあるから。
正義を貫いているつもりが、実は悪だったという場合もあるし(デスノートなど)。

「ワンピース」の中の黒ひげが言っているセリフは名言です。

黒ひげ『やめときな 正義だ悪だと口にするのは!!…この世のどこを探しても答えはねぇだろくだらねぇ!!』

すみません、漫画オタクで。

しかし、「下町ロケット」の正義は読者を魅了してやまない。
なぜなら、下町ロケットの正義の仕事は成功したから。

勧善懲悪!

正義を信じて頑張れば勝てる!
悪を懲らしめろー!

これ。

理不尽な目に遭いまくって、イジメられまくる主人公。
けれど主人公は、ただ者ではない。
実はスーパーマン、じゃなくて、出来る人。
やれば出来る子。
カッコイイ。

池井戸潤の作品はこれが多い。


半沢直樹ルーズヴェルトゲーム

半沢直樹は、下町ロケットの強力版かな。
主人公のブレない信念と正義感。
ズバズバ言う主人公の半沢直樹に憧れながらも、こんな事言えないなと思うワタクシ。

「ゴミみたいじゃなくて、ゴミと言っているんです!」
というような強気発言しまくり。

自分の勤めている会社の会議で、こんな発言をしたら気持ちいいだろうなー。
気持ちいいけど、ゴミのような書類と言われた人のメンタルを気にしてしまう優しいワタクシ。

ルーズヴェルトゲームは、大逆転の小説。
池井戸潤の小説の中では珍しく主人公のキャラクターより、サブキャラクターの魅力が光る作品だと思う。
やはりスカッとする小説。
ヤッター!と嬉しくなってきます。
完全勝利とならない感じがリアル感も生みます。

勧善懲悪!ただ者ではない主人公、イジメられまくりからの逆転。
池井戸潤小説を何冊か読んで、毎回このパターン?とガッカリしたのは私だけじゃないはず。

気持ちいいんだけど、飽きる。
マンネリだと飽きるのは夫婦生活も同じ。
何か変わった刺激が欲しいー。
たまには変わった場所で・・・・・・・・・・・・
家じゃなくて・・・・・・・・ホテルとか・・・・・・・・


食事したいよね。

じゃなくて、池井戸潤の小説でしたね。
「民王」も読みましたけど、これはサラッと書いたんだろうなって感じる小説でした。
スカッとしたい時に読める感じじゃないな。

気持ちが凹んでいる時に読みたいのがスカッとする小説です。
気分が明るくなって、やる気が出てくるんですよ。
私の場合は、やる気が続かないですが。
一瞬でも「やる気」にさせてくれる小説って貴重です。

おすすめスカッとする小説を5つ

私はミーハー読書家なので、ミーハーな本でも構わないから教えてちょ、という人のために紹介します。

有川浩阪急電車
スカッとするし、心がホッコリする小説です。

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

伊坂幸太郎「オーディポンの祈り」
春が二階から落ちてきた、という出だしにビックリしながらもラストまで読むと、ウンウンそれでいいんだよと思えるスカッとする小説。

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

東野圭吾流星の絆
軽く読めるけどスカッとするんです、くだらないと馬鹿にするには惜しいから読んでみて欲しい。私的にはドラマが小説より面白かった珍しいバージョン。
普通は小説よりドラマの方が面白いということは無いです。

流星の絆 (講談社文庫)

流星の絆 (講談社文庫)

荻原浩「神様からのひとこと」
笑いながらスカッと出来る気持ちいい小説。
キャラが光るユーモアたっぷりのイチオシ作品です。

神様からひと言 (光文社文庫)

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神様からひと言 [DVD]

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池井戸潤下町ロケット」「下町ロケット2」
もう、池井戸潤さんの小説は殆どの小説がスカッとさせてくれます。


まとめ

読んだ後に爽やかな風が吹くような小説なら、誰がなんと言おうと構わないよね。

勧善懲悪の何が悪いのよっ!
私はスカッとしたいのよっ!

爽やかな風を感じたいのよー。

スポーツをしろと?
外に出ろと?
お前が爽やかに生きろと?


私はジメジメとブログを書くんだもん。


オホホホ


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rarasongjing.hatenablog.com

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