ららの紙モノ屋

紙モノ屋を始めました

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小料理屋でバイトした時の印象的な出来事

主人から許可を得て週に1回だけ小料理屋でバイトをしていました。
居酒屋でもスナックでも無く、ただの食べ物屋さんとも違うのが小料理屋です。
1人で来るお客さんが多く、お客さん同士の会話が弾む場所。
そんな場所でバイトをしていた美女(みめい)が1番印象深い出来事を書いてみます。
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小料理屋合コン

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■目次

 ▶小料理屋バイト
 ▶小料理屋のお客さん
 ▶合コン
 ▶まとめ
 

小料理屋バイ

私は友達が雇われママをしている小料理屋で土曜日だけバイトをしていたことがあります。

↓この記事参照
rarasongjing.hatenablog.com

小料理屋さんのカウンターの中で、私の仕事はオシボリと飲み物を用意すること。
あとグラスと灰皿を洗う係。
料理はママである友達の仕事だったので、超楽チンなバイトでした。

カウンターは8人がギリギリ座れる位。
あと座敷にテーブルが2つ。4人が2組座れるかな、無理すればもう少し。
カウンターがいっぱいの時にテーブルに移動する人が多かったです。

小料理屋なので基本的に接客は無し。
カウンターの中にも椅子があって、暇な時は座っていてOKでした。
18時から23時までのバイト。
お店は零時まで。

人気メニューは「ゴーヤチャンプル」と、ちゃんとお豆腐から揚げる「揚げだし豆腐」
定食は日替わり定食で、だいたい焼き魚。

私が余所のお店のメニューからパクってきた(爆)メニューも人気でした。
「鳥皮ポン酢」ね。
鳥皮を茹でて、もみじおろしとポン酢と長ネギを乗せるだけ。
五百円で出してぼろ儲けだと友達が言っていました(笑)

最初は時給千円でしたが、メニューを考えたりチラホラとお客さんと話したりして常連さんが増えたので、時給千三百円まで上がりました。
ラッキー!

小料理屋のお客さん

お客さんは、当たり前ですがいろいろな人がいました。
毎日決まった時間に現れる人、いつも同じ席に座る人、お握りだけ食べに来る人。

男性が7割で女性が3割くらい。
1人で来る人が8割、2人で来る人が1割、3人以上は珍しいという割合でした。

年齢層は高め。
20代は1割未満でしたね。
半分以上が独身の人で、夕飯と晩酌を楽しみに来ているようでした。

お店は結構繁盛して、飲み物係の私でもバタバタしてお客様同士の話しが盛り上がっているのに合わせて笑ったりしながらグラスを洗ったり、食器を片付けたり。

それでもパッと人が少なくなる不思議な時間が何度か。

波が引くようにお客様が帰って行った後、ふらっと30代前半の男性2人組が現れたりして。
タイミングなのかな?

暇になったので座っていたら話し掛けてくるではないですか。

「彼女いないんだよねー」

なんて。
残念ですね、そういう時に限って女性のお客様もいないの。

見れば、普通の容姿だしニコニコしていて明るそうな2人組です。
モテそうなんだけど?

私は彼氏がいないと言っていた会社の友達の顔を思い出していました。

そう、これが合コンの前ぶれだったのです。
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合コン

1人は彼女と別れたばかりで失恋して落ち込んでいるそうです。

その2人組は広告関係の会社に勤めていて、彼女がいない男性が沢山いるのだと話し始めました。

私はたまたま「良い男がいたら紹介して」と言っていた友達が数人。

この時、店が忙しかったならこんな話にはならなかったと思うの。
本当にタイミングですね。

私は1番仲良かった友達にLINEをして、写メを見せる許可を貰いました。
その2人の写真も撮影して友達に送信!

お互いに気にいって、あれよあれよという間に合コンをしようという話になっちゃいました。

「待って!
私は結婚しているからパス」

そう言ったのですが、リアルに両方を知っているのは私だけですからね。
司会ということで参加する事に決まってしまいました。

はたして、結婚しているのに合コンに参加して良いのでしょうか?
バイトしながらの参加だからいいかな?

この場合、文句を言える人は主人だけ。

家に帰ってからお伺いをしたら、OKの返事。
実は会社の仲良しの友達は何度か家に来たことがあって、主人とも顔見知りだったんです。

その友達の為にバイト先で合コン(笑)
なんか面白そうで、私までドキドキ。

一週間後の土曜日に女性5人と男性5人が小料理屋に集合です。
1人三千円で全て男性陣の奢りという太っ腹。

ママである友達も儲けに繋がるし、面白そうだとニヤリ。
ついでにバイトしてくれる女性はいないかとスカウトする目論見。

そして楽しみにしていた合コンの日。
私はバイト料もゲットできる美味しい立場で参加しました。

ビックリしたのは、男性陣がみんな素敵だったということ。
広告関係の仕事をしているせい?
ポールスミスなんかの服を颯爽と着こなしていて、超お洒落!

悪い言い方をすれば、遊び慣れている感じ。

それに比べて彼氏がいない女性陣の気合いが入った服は、無理している感じがミエミエ(笑)
1人可愛い27歳の女性がいたんだけど、「趣味はコスプレ」と発言して男性陣が引いてた。
前の彼氏がコスプレイヤーだったと話し始める始末。

バイ
異様なムードがのっけから漂う合コン。

料理を運びながら、必死に話題を変える私。
フットサルをやっているという男性がフットサルの話を始めたけど、今度は女性陣が引いていく。

寒い空気が凍りつく前になんとかせねば!
もう、仕事の話をし始める男性陣!

私は店の奥から「ウノ」を持ってきました。
これが、ヒット!
盛り上がる盛り上がる。

店は他のお客さんも入ってきて、何故かウノに参加してきたりして。
もうね、滅茶苦茶(爆)

でも妙に楽しくて、皆でゲラゲラ笑いながら飲んだり食べたりウノをしたり。
みんな友達というムードでお開きになりました。

二次会に男性陣が誘わなかったということでお察し。
なんだけど、女性陣はちゃっかりLINE交換をしてその後猛アタックしていたみたいです。
カップルは出来ませんでしたが。

更にその合コンが面白かったせいか、2人の友達が平日に店でバイトをすることになりました。
広告関係の男性陣もその後も店には何度か来てくれて、たまにみんなでウノもしました。

小料理屋で合コンはオススメ出来ないです。
他のお客さんも混ざってきちゃうし、ムードがイマイチなんですよ。

普通に小料理屋で合コンなんて、滅多に無いと思いますが。

まとめ

料金は、安かったです。
居酒屋よりチョッピリ高いくらいかな?

定食が千円しなかったし、お通しが五百円。
お通しが天ぷらや鰻だったりしたので、それとボトルが入っていれば千円で飲んで食べて帰るという人もいました。

わざわざタクシーで来て、タクシー代の方が高い人とか。

意外にお金持ちの人も常連さんに何人かいたの。
家庭料理が食べたくなるんですね。

若い人が行っても喜ばれると思う。
居酒屋に1人で行くのは男性でもちょっと寂しくなりませんか?
小料理屋なら1人の人だらけ。

話が合って意気投合したなら、友達が増えるかも。
まぁ、喧嘩もありましたが。
仲の悪い人はカウンターの端と端に座っていましたよ。

それでも店に来るから不思議。

私がもし一人暮らしを始めたら、近くに感じの良さそうな小料理屋さんを探すかも。
家族連れも来たことがありましたけどね。

出会い有り、ドラマ有りの小料理屋バイトでした。


オホホホ


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rarasongjing.hatenablog.com