ららの紙モノ屋

紙モノ屋を始めました

スポンサーリンク

浮気を疑ったら喜ぶ男とその母と百年法

「浮気している?」
こう聞かれて喜ぶ人がいるなんて。
あまりに嫉妬深いと引かれてしまうと思いますが、少し位のヤキモチは可愛いものなのかな。
そんなに自分を好きなの?と感じてしまうのかモテることアピールなのか。
あまり嫉妬深くない美女(みめい)が複雑な気持ちで書いています。
f:id:rarasongjing:20160522221513j:plain

百年法

スポンサーリンク


■目次

 ▶浮気疑惑
 ▶嫉妬は嬉しい
 ▶男尊女卑
 ▶まとめ
 

浮気疑惑

主人のふくらはぎに引っ掻き傷を見付けたので追及してみました。

4本線のミミズバレですよ、血が出て乾いた感じの傷を見たら「どうしたの、それ?」と聞きますよね。

返事がおかしかったの。

「知らない」

えぇぇぇっ!

そんな訳は無いでしょ。
血が出るくらいの傷が記憶にないというのはおかしい。

私は微塵も主人の浮気を疑っていないのですが、これはチャンスだと思いました(笑)
日頃の恨みを晴らすチャンスですよ。

以前に私がマッサージ器を買った時に「男に買って貰ったんじゃないのか」と疑った罰を受けてもらおうと考えました。

「それは女性に引っ掻かれたんじゃないの?
まさか私を裏切っているんじゃないでしょうね」

私がこう言った後で、主人の顔が不気味にニヤッと笑ったの!
なんで?

嫉妬は嬉しい

「そんな訳ないだろ」

そう言いながら嬉しそうにニコニコしている主人。
何がそんなに嬉しいんだ。

とりあえずまた畳み掛けてみました。

「女性に引っ掻かれるような事をしたの?」

照れくさそうな笑顔で「やめろよー」と。

なんなんだ。
こいつは絶対に浮気をしていないと確信しながらまた試しにからかってしまいました。

「病気にだけは気を付けてよ」

これには流石にムッとしたようですが、足の引っ掻き傷を見て首を傾げている主人。
ブログに載せるから写真を撮らせてと言ったら全力で拒否されました。
ケチ。

それにしても不思議ですね。
浮気疑惑を喜ぶ男心。

その後で主人のお母さんに言いつけて(陰険)2人がかりでまたイジメようと画策した私。

以前に浮気疑惑をされたことと、いくら言っても換気扇のカバーを取り替えてくれない主人に復讐をしたかったのですが、これも裏目に出てしまったのです。

換気扇カバーを取り替えるのは夫の仕事ですよね?
お風呂掃除とか、ベランダ掃除とか。
男の仕事と我が家では決めているのにやってくれない場合は復讐が許されるはず。

しかし、義母は息子の浮気疑惑を、やはりニコニコ顔で問い詰めたのです。

何故喜ぶのだ。
罰として換気扇カバーを取り替えてくれるように言って欲しいのに。

「お前に女がいるとは思わなかったよ
お前のお父さんはモテる人で何度私は泣かされたか」

いやいや、貴方の息子さんに絶対に女はいないから。
息子がモテることが嬉しいの?

男尊女卑

f:id:rarasongjing:20160522221608j:plain
義母はとても古い考えの持ち主なんです。
耐えることが美徳という考え方なんですよ。

今どき信じられないかもしれませんが、男尊女卑を認めているようなところがあります。

男は浮気をしても飲んで朝帰りしても、奥さんは耐えるべきだと思っている。
多少は現代風に進歩したんだけど、心底にあるものは古い考え。

家事は女性の仕事、女性は夫を支えて耐えるべき存在。

なんてナンセンス。

でも、うまく暮らしていました。

嫁姑問題って難しいんだけど。
台所の取り合いとかがありますが、私は取り合いせずに「どうぞ」と渡しちゃいました(笑)
おかげで仕事ができてラッキー。
夕飯を喜んで作って貰える幸せ。
私の夕飯当番は週に2回くらいです。

しかし、男は浮気してもいいみたいな考えにはついていけないな。
昔の出来る奥さんは、夫の妾宅にも挨拶に行ったらしいですが、今は時代が違う!

けれど主人は浮気をしていないので、めんどくさいから話し合い放棄(笑)

ついにお前も浮気が出来るくらいの甲斐性ができたのか、そんな事をブツブツ言って喜ぶ義母。
私はどう反応すればいいんでしょ?

怒りより呆れる感じよ。

まとめ

多分、ふくらはぎの引っ掻き傷は自分でやったんじゃないかな。

少しからかうつもりだったのに、浮気騒動で喜ばれてしまいました。
複雑な心境です。

マジに浮気をされていたらどうするか?
これね、事件が起きる前には考えられないかも。
分かりません。

しかし、世の中には古い考えを持った人がまだまだいるのかもしれないと驚きましたね。
身近にいましたから。

時代によっては浮気はOKだったんです。

ひぇぇぇぇ。

でも時代はまた変わるから。

未来はまた新たな夫婦制度が出来るかも。
これについて書いている小説があります。

「百年法」
永遠の命と若さが手に入る未来で、「百年で死ぬこと」という法律が生まれます。
何故?
夫婦の在り方も変わってきます。
老化しない人間がどうなるか、誰もが若いまま百年を過ごしていくと男女の付き合い方も変わっていくんです。

ラストは大どんでん返し。
ちょっと考えさせられる小説よ、読んでいない方は是非。


おほほほ

rarasongjing.hatenablog.com

スポンサーリンク


rarasongjing.hatenablog.com